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2016年10月23日

ISSF新ルールをガバガバ和訳してみた。

4年に一度のオリンピックが終わると、ルール変更の季節。
2017年~2020年のルルールの草案がISSFのサイトにアップロードされていたので、酸素分子が一般シューターに関係ありそうな変更を適当にピックアップしてガバガバ和訳していきます。

1、CHANGES IN FINALS RULES
10m and 50m Single Position Events. The two 3-shot series at the beginning of each Final were increased to 5-shot series to be fired in 250 seconds (150 seconds for 50m Rifle Prone). These Finals will now consist of 24 shots.
「10m,50mシングルポジション(立射、プローン)で、ファイナル序盤の3発×2シリーズ(150秒)を5発×2(250秒)に増やすぜ。合計24発で1位が決まります。」
↑ファイナルの弾数が増える。

2、Definition of Loading.
The new rules clarify that “a gun is considered loaded when a cartridge or pellet or a magazine with cartridges contacts a gun.” Loading may only be done after the command “LOAD.”
「装填とは弾丸、ペレット(エアの弾)、弾が装填されたマガジンが銃に触れたときのこととする。”ロード”のコールがあったときのみ装填をすることができる。」
↑ロードの定義ですね。ビームではボルトに触れることになるのかな。

2、Finals Production and Music.
The use of music and commentary in Finals is now required. Music should also be used during Elimination and Qualification competitions if possible.
「ファイナルでのBGM放送や解説は義務付けられている。可能ならば予選でもBGMを流さなければ行けない。」
↑賛否両論の議論がなされているBGMの件ですね。個人的にロックとか闘争心を煽るようなBGMを流して欲しいですね。笑

3、Mobile Phones.
Athletes may not use mobile phones or hand-held or wrist-worn communication devices on their firing points or shooting stations.
「競技者は携帯電話、携帯可能な無線機、スマートウォッチ?などのいかなるコミュニケーションツールを射座で使うことは出来ない。」
wrist-wornがよくわからん。画像検索ではスマートウォッチっぽいのが出てきたのでスマートウォッチにしてみてる。てか今まで携帯の持ち込み禁止じゃなかったのかよ。笑

4、Coaching.
The 2013 Rules permitted non-verbal coaching in Shotgun. The new Rules permit non-verbal coaching in all events.
「2013年ルールではショットガンのみ言葉を用いないコーチングが許可されていたが、新ルールでは全ての競技で非言語的コーチングを許可する」
↑ようはジェスチャーですね。

5、Blinders.
Rifle, pistol and shotgun athletes can use one front blinder (30 mm maximum width). Only shotgun athletes will be permitted to wear side blinders (60 mm maximum depth). Rifle and Pistol athletes may no longer wear side blinders.
「ライフル、ピストル、ショットガンの競技者は幅30mmまでのフロントブラインダー(目隠し板?)を使用することができる。ショットガン競技者のみ高さ60mmまでのサイドブラインダーを使用することができる。ライフル、ピストルではもは着用しない??」
↑サイドブラインダーの禁止と読み取れる、最後の文は意味不明。笑

7、Corrective Lenses in Rifle Sights.
Rifle athletes will be allowed to place a single corrective lens in or on their rear sights.
「ライフル競技者はリアサイトに矯正レンズをつけることができる。」
↑矯正レンズとは普通のメガネ?それとも射撃メガネの機能も付けていいの??

8、Air Rifle Specifications.
The current limitation on how low the butt-plate may be extended was eliminated (was 220 mm below the centerline of the bore). No part of the butt stock between the butt plate and pistol grip may be more than 140 mm below the centerline of the bore. The maximum fore-end depth was increased from 90 mm to 120 mm.
「現在のバットプレートは薬室の中心から最大220mmまでというルールを消去した。バットプレートとピストルグリップの間にストックの一部が薬室の中心から140mmをこえる位置にあってはならない。またフォアエンドの高さを最大90mmから140mmに引き上げる。」
↑和訳にあまり自信がない。かなり大幅なルール変更になるますねぇ。SBなみに自由度が増しそう。

9、Air Rifle Butt Plates.
With the advent of multi-part butt-plates, the method of measuring butt-plate offsets had to be changed. Measurements will now be made from the outside edge of any part of the butt-plate. No part of the butt-plate may be more than 30 mm from the butt stock center.
「高性能なバットプレートの登場によりバットプレート測り方を変える必要がある。計測はバットプレートのいずれかの外面による。???バットプレートはバットストックの中心から30mm以内になければならない???」
↑和訳に全く自信がない。

10、Rifle Weights.
Weights attached to any part of the rifle except the barrel “must be within the fundamental shape of the stock” (weights cannot protrude out from the stock). Tape cannot be used to attach weights.
「重りはバレルを除いて”本来の銃の外形内に収めなければならない”(ストックからはみ出てはいけない)。テープは重りの取り付けに使用できない」
↑和訳に自信が(ry

ライフルについてはこんな感じでしょうか。英語の評定Cの酸素分子のガバガバ意訳なのであまり当てにしないで、参考程度に。
ちなみにピストルにこんな面白いルールが追加されていました。
Pistol Support Stands.
Pistol athletes will be permitted to use adjustable “pistol support stands” on their tables or benches during training and competitions (Qualification and Finals) provided the total height of the table and support stand does not exceed 1.00 m (see illustration).
「ピストル射手は競技中に机や椅子の上における調節可能な”ピストルサポートスタンド”を使用することができる。デーブルとスタンドのトータルの高さは1mを超えない範囲で。(図を見て)」
↑ついにピストルスタンド。

全文はISSFの公式サイトで。

もう一度いいますが、英語の成績がS,A,B,C,D(落単)段階評価でCです。かろうじて単位は取れたレベルなのであくまで和訳は参考までに。
誤訳などがありましたらどしどしコメント下さい。


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Posted by bau800o2  at 18:42 │Comments(2)

COMMENT
酸素分子 様、ご無沙汰してます。
全国高校はウチの高校生がAR女子個人で2年連続二位になりました。
彼女は医療系の大学に進学予定なので、
複数の大学射撃部からのお誘い全てを蹴りました。 よっ、男前~。?
今後は個人の趣味として続けるとか。 

さて、全国大会でファイナルに残った選手を見ると、ほぼ全員がコートの下に市販の射撃用アンダーウェアを着用しています。 しかしシェア率の高いG店
の物で9,900円では高校生・大学生が気軽に買える値段ではありません。
 そこで、 国内生産でアンダーウェアを開発する事にしました。
もしよろしければ、アンダーウェアの不満点・要望などお聞かせくださいませんか。 
 現在、お寄せ戴いた声としては、
・汗を吸う素材にしてほしい。
・価格が安ければ、洗い替えが買える。
・裾を短くしてほしい。
・黒/グレーだけでなく、他の色があると良い。
以上、よろしくお願いします。
Posted by ネコアシ at 2016年11月25日 21:57
ねこあしさん
諸事情でしばらくほったらかしにしていました、....

>全国高校はウチの高校生がAR女子個人で2年連続二位になりました。
>彼女は医療系の大学に進学予定なので、
>複数の大学射撃部からのお誘い全てを蹴りました。 よっ、男前~。?
>今後は個人の趣味として続けるとか。

おめでとうございます!
オオォォォ男前ですな(笑)
将来やりたいことが一番ですから。
僕も大学で射撃部という話があったのですが、専攻や卒業後の進路等を考えた結果、射撃部は諦めて理系の大学に通っています。実験や課題などで射撃とは少し離れてしまいました。
個人で続ける厳しさを痛感しています...

>国内生産でアンダーウェアを開発する事にしました。
>もしよろしければ、アンダーウェアの不満点・要望などお聞かせくださいま>せんか。 
1週間近く洗わないことがあったので、2~3着揃えて洗い替えができるのは嬉しいです。
あと速乾性のある素材であれば、2部連のときに汗による気持ち悪さが少し軽減できると思います。
色についてですが、僕は大賛成です!できれば赤色お願いします!
Posted by bau800o2bau800o2 at 2017年06月01日 22:30
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